豊富温泉ふれあいセンターアトピーや乾癬の湯治で有名な豊富温泉。

豊富温泉にはいくつかの温泉施設がありますが、町営の入浴施設である「豊富温泉ふれあいセンター」は、北海道初の温泉利用型健康増進施設に認定され、全国各地から皮膚疾患に悩む多くの方が湯治に訪れる入浴施設です。

基本的な豊富温泉の泉質や特徴については、『【豊富温泉】泉質と特徴』で紹介しておりますので、興味があれば参考にしてみて下さい。

今回は「豊富温泉ふれあいセンター」をご紹介しますが、簡単にいうと豊富温泉ふれあいセンターは下記のような入浴施設です。

豊富温泉ふれあいセンターの主な特徴
  • 豊富温泉ふれあいセンターには2種類の浴場がある
  • 湯治について相談できる健康相談員がいる
  • 温泉利用型健康増進施設である

ではそれぞれをもう少し詳しくみていきましょう。

豊富温泉ふれあいセンター

豊富温泉ふれあいセンター入り口の三角屋根と茶色いレンガ調の壁が目印の「豊富温泉ふれあいセンター」は、豊富町が運営する日帰りの温泉入浴施設です。

『日帰りの温泉入浴施設』ということでお分かりかと思いますが、宿泊施設ではないので泊まることはできません。

「豊富温泉ふれあいセンター」には湯治客用の浴場一般客用の浴場があり、入浴料は510円(大人一般)と250円(子ども一般)となっています。
豊富温泉ふれあいセンター

湯治客用の浴場

豊富温泉ふれあいセンター湯治客用浴場湯治客用の浴場は、豊富温泉にある温泉施設の中でも最も濃い状態で、豊富温泉の特徴的な原油を含んだ源泉が浴槽に張られています。

温泉の成分濃度が高く、濃厚な油が浮いていて強烈な石油臭がしますが、長く入浴して湯治療養ができるように温度が38℃~39℃で低めに設定されております。

朝8:30~10:30頃までは湯の花が多めで、浴槽に注がれる源泉の油が多い時には、油をせき止めるためにお湯の注ぎ口にオイルフェンスが張られて湯面が囲われています。

入浴後も全身からしばらく石油臭が消えないほど濃厚な油分なので、肌が油膜に覆われているような感じがすると思います。

この強烈な油分が肌トラブルに効果的なさまざまな温泉成分と入り混じって、豊富温泉独特のお湯を作り出しているのは言うまでもありません。

乾癬、アトピー、その他皮膚疾患、火傷など、湯治療養を目的とする方の、成分の濃い温泉浴場です。

一般客用の浴場

豊富温泉ふれあいセンター一般客用浴場一般客用の浴場もなかなかの石油臭がしますが、湯治客用の浴場に比べて油の濃度がマイルドな感じで、温度も特に低くされているということもありません。

基本的な泉質についてはどちらの浴場も同じようですが、温泉成分の濃度が違うようです。

一般用の浴場といえども湯面に虹色の油膜が浮いていて、モール泉特有の浴感と油分で体がツルツルになり、豊富温泉の個性的なお湯を十分に実感できます。

油分で体がギトギトになるということもなく、普通に体を洗えば入浴後の体の石油臭も、それほど気になることはないと思います(個人的な感想ですので感じ方には個人差があると思います)。

保湿効果で肌がしっとりして温浴効果も抜群です。

湯治客用の浴場にも言えますが、床のお湯を弾くほどの油分なので、滑って転ばないように注意してください。

健康相談員が常駐

豊富温泉ふれあいセンターには健康相談員さんが常駐しています。

健康相談員さんは保健師と温泉利用指導者の有資格者で、湯治に関する相談をすることができます。

豊富温泉に湯治で訪れる人は、皮膚疾患に悩んでいる方が多いと思いますが、症状などに応じた相談ができるのはとてもありがたいですね。

これから湯治を始めようとしている人も、すでに湯治を実践している人にとっても、体調の変化などを相談できる健康相談員さんがいるというのは心強いのではないでしょうか。

詳細については、お問合せのメールフォームやお電話での対応もしてくれるそうなので、事前に連絡してみるのもいいかと思います。

豊富温泉コンシェルジュ・デスク(温泉の総合案内所です)

北海道初の温泉利用型健康増進施設に認定

平成29年7月4日、豊富温泉ふれあいセンターは北海道で初めて厚生労働省の定める『温泉利用型健康増進施設』に認定されました。

温泉利用型健康増進施設とは、厚生労働省が定める「健康増進施設認定規程」に基づき、「健康増進のための温泉利用及び有酸素運動を安全かつ適切に行う事のできる施設」と認定されたものを指します。

この認定施設を利用して温泉療養を行い、かつ手続き等の要件を満たした場合には、施設の利用料金、施設までの往復交通費について、所得税の医療費控除を受けることができます。

多くの方にとって、日本最北の温泉郷である豊富温泉までの交通費等は経済的負担になると思います。

豊富温泉ふれあいセンターが温泉利用型健康増進施設に認定されたことで、少しでもそのような経済的負担の軽減に繋がるのは嬉しいですね。

これも豊富温泉の優れた効能が認められたということなのでしょう。

授乳スペースや休憩スペースの他に有料の個室もある

豊富温泉ふれあいセンター今回は豊富温泉の日帰り入浴施設「豊富温泉ふれあいセンター」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。

「豊富温泉ふれあいセンター」に宿泊することはできませんが、近くに湯治をする方のための宿泊施設があるので心配いりません。

ホテルや旅館、以前に紹介したシェアハウス型の宿泊施設などもあります。

豊富温泉ふれあいセンターでは現代には欠かせないインターネットWi-Fiが完備されており、授乳スペースや休憩スペースの他に有料の個室も利用することが出来ます。

館内ではヨガ教室や様々なイベントが開催されたり、鹿肉のジンギスカンなどの地元の特産品も食することができます。

豊富温泉コンシェルジュ・デスク(温泉の総合案内所)では、豊富温泉や湯治に関するお問い合せやご相談ができます。

事前に問い合わせて、自分に合った湯治計画を立てて、豊富温泉の湯治を体験してみて下さい。

【豊富温泉ふれあいセンター】
電話番号 0162-82-1777
営業時間 8:30〜21:00(受付/20:30まで)
元日・整備日(毎年4月10日前後の4日間)は休み ※年末年始は短縮営業
日帰り入浴 大人(中学生以上):510円 子ども(小学生):250円 65歳以上:380円
有料個室 4.5畳 1,850円 6畳 2,360円(3時間まで)※1時間延長につき300円の追加料金が必要です。
その他設備 Wi-Fi(インターネット)・オムツ替え授乳スペース・喫煙所

※料金などは変更になる場合がありますので、必ず事前に確認して下さいね。