肌にいいことで知られ“肌に良い奇跡の水”と呼ばれるアベンヌ温泉水。

低刺激で肌に優しく、アトピーなどの皮膚疾患に悩む方や敏感肌の方たちから愛されているアベンヌ温泉水は、皮膚医学的な見地から『皮膚に良い水』としてフランス政府から公的に認られていることでも知られています。

アベンヌ村でのみ湧き出る温泉水は世界的に注目されるようになり、さまざまなドキュメンタル番組を制作しているナショナル・ジオグラフィック・チャンネルでは、アベンヌ温泉水のスペシャル動画が制作されています。

アベンヌウォーターの人気で日本でもアベンヌ温泉水は知名度抜群ですが、知られざるアベンヌ温泉水の魅力にせまってみましょう!

環境保護区として指定されているアベンヌ村

アベンヌ村アベンヌ温泉水は、南フランスにある雄大で美しい自然に囲まれたアベンヌ村に湧き出ています。

フランス政府が環境保護区として指定しているアベンヌ村は、豊かな自然に育まれた手付かずの自然が残っており、村そのものが自然保護区になっています。

アベンヌ村自体が環境保護区なので、その恩恵を受けるアベンヌ温泉水は、環境汚染などの影響はほとんど心配ないと言ってもいいかもしれません。

このような恵まれた自然環境の中で育まれたアベンヌ温泉水の歴史は古く、最初に発見されたのは1736年。

その後、1809年にはモンペリエ大学医学部の「サン・ピエール博士」によってアベンヌ温泉水の分析が行われ、学術的な裏付けとともに皮膚に良い水として公表されたようです。

1874年には『治療効果のある水』としてフランス政府のお墨付きをもらい、アベンヌ温泉水は‟特別な水”としてその名が知られることとなり、現在も変わることなく世界中で愛され続けています。

アベンヌ テルマリズムセンター

テルマリズムセンターフランスやドイツなどの欧州には、温泉水を使用した肌ケア施設が数多くありますが、アベンヌ村には『アベンヌ テルマリズムセンター』というフランス政府公認の皮膚専門のケア施設があります。

このような温泉水を使用して肌ケアをする施設はフランスだけでも約100カ所ほど存在するようですが、そのなかでもフランス政府が「肌ケア専門の施設」と公認しているのは、現時点で2つしかないのだそうです。

テルマリズムとは、温泉水を利用したフランスの伝統的な温泉療法です。日本でいえば湯治のような感じでしょうか。

皮膚病や火傷など、多くの症状に効果があるといわれ、フランスでは医療行為として認められているので、健康保険が適用となります。

アベンヌ テルマリズムセンターには、アトピーや乾癬など、肌の悩みを抱える多くの人が世界中から訪れて来るようで、年平均で約2,800人ほどの湯治客を受け入れているそうです。

通常、テルマリズムセンターには1~3週間ほど滞在して治療が行われ、宿泊費は自己負担となるようですが、治療費や交通費は全て支給されるのだそうです。

アトピーにも効果がある?

ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルで制作されたスペシャル動画『ミラクル・ソリューション アベンヌ温泉水~5億年の地層物語』の中で、皮膚科専門医のディディエ・ゲレロ先生がコメントしている場面があります。

ディディエ・ゲレロ先生は『30年来、2つの症状を研究してきました』と語っており、その2つの症状はアトピー性皮膚炎と乾癬で、この2つに関する研究が最も進んでいるとコメントしています。

また、子どもに多いアトピー性皮膚炎の場合、テルマリズムセンターに滞在後は約半数の子どもの症状が改善されたとも語っております。しかも改善した状態を数か月維持することができたのだそうです。

テルマリズムセンターに訪れる人のうちの20~25%は子どもなのだそうですが、約半数の子どもの症状が改善されたということは、やはりアトピーにも一定の効果的があるようですね。

この動画のダイジェスト版などはYuotubeなどでも見れると思いますので、興味があれば検索してみてはいかがでしょうか。

デルモコスメティック

デルモコスメティックデルモコスメティックとは皮膚科学の観点から皮膚に何らかの疾患がある方を対象に開発された、化粧品と医薬品の間に位置するような機能性化粧品のことです。

日本ではまだそれほどなじみがないかもしれませんが、アベンヌ温泉水をベースに開発されているアベンヌ製品は、デルモコスメとして知られています。

デルモコスメティクスとして認められるには、皮膚疾患への効果を検証し、有効性や安全性の基準をクリアしなければいけないようで、肌のバリア機能の保護や保湿能力、抗炎症性や安全性などが皮膚科学の観点から評価されるようです。

もともとデルモコスメティクスは医薬品の長期使用による副作用を考慮して研究開発された経緯があり、フランスではお医者さんが推奨する化粧品としても広く知られているようです。

偶然発見された奇跡の水

『奇跡の水』アベンヌ温泉水の誕生は、遠い昔の1736年に遡ります。

その当時、アベンヌ村の領土全体を買い取ったロコゼルという侯爵の愛馬が湿疹にかかり、感染を恐れた侯爵はオルフ川沿いに馬を放してあげたそうです。

偶然にもそこには湧き出る泉があり、本能的に泉の水を飲んだり泉の中で転げまわったりしていた馬は皮膚炎と脱毛が治ったようです。

この泉こそアベンヌ温泉水の源泉でした。その後、肌にいいということがだんだん知られていくようになり、ついにはアベンヌ温泉水の治療的効果が正式に承認されることとなります。

また、1871年に起きたシカゴ大火災の際には、アベンヌ温泉水がボトル詰めされて輸送され、火傷を負った被災者の治療のためにアベンヌ温泉水が使用されたと言われています。

正に“肌に良い奇跡の水”と言われるアベンヌ温泉水ならではのエピソードといえそうです。

アベンヌ温泉水は肌にとって必要なミネラル成分を豊富に含んでおり、特に肌の潤いを作るために適したカルシウムとマグネシウムは、2:1という絶妙なバランスになっているようです。

アベンヌ温泉水100%で出来ているスプレータイプの化粧水『アベンヌウォーター』は、顔にスプレーしてもやわらかい感じがしてほんとに気持ちがいいですよね。

普段から何気にアベンヌウォーターを愛用しておりましたが、アベンヌ温泉水は奥が深いですね。

日本では豊富温泉が有名

日本ではアベンヌ温泉水のように皮膚疾患に効果が高いことで有名な豊富温泉があります。

豊富温泉の優れた効能はアトピーや乾癬などの皮膚疾患に悩む方々から「奇跡の湯」とも呼ばれています。

アベンヌ温泉水が『奇跡の水』なら豊富温泉は『奇跡の湯』です。豊富温泉についてはこちらのブログでも度々紹介しておりますので、興味があれば参考にしてみて下さい。

温泉療法に対する考え方や制度は国それぞれで異なりますが、温泉水が肌にいいという認識は、世界共通のようですね。