ドイツ式アトピー治療アトピーに悩む人は世界的に多く、統計的には全世界人口の約20%の人がアトピーを患っているといわれています。

アトピーに対する各国の治療法は様々ですが、中でもドイツはアトピー治療の先進国として注目されています。

そこで今回は日本とドイツのアトピー治療の違いや特徴などをご紹介します。

アトピー治療に対する考え方

アトピー治療ドイツと日本日本もドイツも医療先進国ですが、アトピー治療に対する考え方は根本的に違うようです。

日本の医学界では『アトピー性皮膚炎は完治するのが困難』という考え方が基本で、アトピーの症状を薬で抑える『対処療法』が一般的です。

対してドイツではアトピーを“治る病気”と考えていて、完治を目的とした『自然療法・生活療法』を前提にアトピー治療が行われています。

この『自然療法・生活療法』というのは、医薬品だけに頼ることなく、自然環境を利用したり生活習慣を見直すなどして、身体が本来持っている機能向上を目指し、症状を改善することを目的としています。

ドイツでは国を挙げて『自然療法・生活療法』を国民に推奨しているようで、医師や治療師の指導のもとに、自然療法を基本としたセルフケアの方法を学んでいくのだそうです。

習慣的にセルフケアの方法を身につけることで、完治に至らなかったとしても症状の緩和が期待できます。また再発や症状の悪化を防ぐことにもつながります。

日本でのアトピー治療は皮膚科で診療してもらうのが普通です。しかしドイツでは、皮膚科に加え精神科や栄養士などの専門家がチームとなって治療を進めていくようです。

皮膚だけではなく、ドイツでは精神面などにも重点を置いて、アトピー発症の原因を捉えているということがわかりますね。

アトピー治療の先駆者 フリードリッヒ・シュレップル博士

フリードリッヒ・シュレップル博士はドイツを代表するアトピードクターとして知られ、『紫外線による光線療法』と『ストレスコントロールのための心理カウンセリング』を応用した医学者です。

ドイツを含むヨーロッパでは約20%の人がアトピーの遺伝子を持っているといわれていますが、博士は“アトピー遺伝子を持っている全員が発症するわけではない”と言っております。

またアトピーの発症には家族間のストレスや生活スタイルなどが大きく影響しているという考えのもと、博士の治療では、患者さんと家族に対しても徹底した心理カウンセリングを行うのが特徴として知られています。

家族の生活スタイルや、家族関係などを詳細にヒアリングしてアトピー発症の原因を分析するそうで、“アレルゲンから逃げるだけではアトピーは治らない”という信念のもと治療を行っていたそうです。

例えば子どものアトピー治療では家族を動物に例えて絵を描かせます。その時お父さんはてんとう虫で、お母さんは虎のような絵を描いた場合、その子にとってお母さんが虎のように怖い存在であることがわかり、強いストレスになっているのが分かるのだそうです。

このようにしてあらゆる面からアトピーの原因を分析して、患者さん以外の家族がアトピープログラムを受けることもあるそうです。

現在フリードリッヒ・シュレップル博士は、アトピーのクリニックが開設されるときなどの指導者として尽力しているようです。

アトピー治療の完治率

日本は人口約1億3千万人のうち、アトピーの患者は約37万人いるといわれています。ではドイツはというと、人口は約8千万人と日本より少ないですがアトピーの患者は約200万人もいるのだそうです。

ドイツは日本に比べてアトピーの患者がはるかに多いことが分かりますが、注目するのはアトピーの完治率。

ドイツではアトピーの完治率が高く、20歳までに88%の人が完治して、残りの12%の人は症状が緩和されたというデータがあるようです。

国を挙げて『自然療法・生活療法』を推奨しているだけあって、国民にアトピーへのセルフケアが浸透しているのかもしれませんが、それにしても素晴らしいですね。

アトピー治療の基本は保湿

アトピー治療の基本は保湿日本とドイツではアトピー発症の捉え方が違うということは分かりましたが、保湿とスキンケアが大事という点はドイツも日本も同じです。

保湿がアトピー治療の基本で不可欠というのは共通しています。

アトピー性皮膚炎は乾燥肌体質にいくつかのストレスが重なって発症するといわれます。肌の乾燥は痒みを誘発させるので、そこを掻いてしまって皮膚が悪化していきます。

ドイツでも乾燥肌は体質なので、乾燥肌そのものを改善するのは難しいと考えているようですが、乾燥肌に対するスキンケア方法を理解していれば、アトピーの発症を抑えることができるという捉え方をしております。

ドイツが日本よりもアトピーの発症率が高いのは先述しましたが、ドイツ民族は乾燥肌体質で几帳面な性格(ストレスがたまりやすい)であるのが主な原因の一つといわれています。

しかしドイツでは皮膚がケロイド状になるほど悪化している人はほとんどいないそうです。

アトピーが悪化してケロイド状になってしまったら、簡単には正常な状態の皮膚には戻れなくなってしまいます。

アトピーを悪化させないためには搔かないことが大切

ドイツの場合はアトピーの一番の悪化原因である痒みを抑えるために、痒みが出たらハンカチやタオルを濡らして患部を冷やしたり、皮膚に良い成分が含まれたスプレーを持ち歩き、タオルにスプレーして肌に当てて痒みを抑えているそうです。

痒みが治まったら必ずステロイドが入っていない天然成分の保湿クリームを塗って、患部を乾燥させないようにします。

このように保湿によるセルフケアを日常的に徹底して行っていることが、アトピーを悪化させないための第一歩となり、搔いて皮膚がケロイド状にまで悪化しない大きな理由になっているといえそうです。

ドイツでは“症状の軽い時こそスキンケアが大事”という意識をしっかり自覚させて、“自分のアトピーを治すお医者さんは自分”というセルフケアの意識が浸透しているのですね。

ウェットラップ・ドレッシング法

ドイツのアトピー治療には、かゆみを止めながら皮膚の炎症を抑えるウェットラップ・ドレッシングという方法があります。

患部に保湿クリームを塗って濡らしたバンテージ(筒状の厚手の包帯)で包み、さらに乾いたバンテージをその上に重ねて、内側のバンテージを乾燥させないようにします。

患部の乾燥を防いで痒みを抑えることができて、寝ているときに無意識で掻いてしまっても、患部がバンテージで守られているので悪化するのを防ぐことができます。

ドイツ式アトピー治療のまとめ

  • アトピーは治る病気と捉え、完治を目的とした『自然療法・生活療法』が基本
  • 皮膚科だけではなく、精神科や栄養管理士などの専門家が一丸となって治療を進めていく
  • 患者だけではなく家族にもヒアリングを行うなど、あらゆる面からアトピー発症の原因を分析する
  • 保湿がアトピー治療の基本で不可欠
  • 自分のアトピーを治すお医者さんは自分”というセルフケア意識を自覚させて、症状の軽い時こそスキンケアをしっかり行う

アトピーを根本的に治す温泉治療

日本でも薬だけに頼らずアトピーを治す自然療法が注目されています。

いわゆる“湯治とうじ”といわれる温泉療法で、アトピー治療の中でも薬による副作用の影響を心配することなく、アトピー性皮膚炎にも高い効果が期待できる医学療法のひとつです。

温泉療法は本来人間が持っている『自然治癒力』を高めて治す根治療法といわれ、近年では湯治をすすめるお医者さんが増えています。

自然療法と生活療法を推奨しているドイツの考え方と、温泉療法である湯治は自然環境を利用したり生活習慣を見直すなどの共通点も多く、アトピーを根本的に治すというのも同じです。

優れた温泉の効能を利用する温泉療法は、正に自然治療といえるでしょう。入浴は肌への影響が一番大きい生活習慣です。

アトピー治療で最も注目される豊富とよとみ温泉

アトピー治療で注目される豊富温泉アトピーが劇的に改善されるといわれ、テレビや書籍など、様々なメディアで紹介されることが絶えない豊富温泉。

つい先日も北海道のTV番組で、豊富温泉の効能が国に認められて北海道で初めて厚生労働省の定める、『温泉利用型健康増進施設』に認定されたニュースが放送されていました。

豊富温泉は非常に珍しい原油を含んだ泉質という特徴があります。このような温泉は世界に二つしかなく、世界有数の石油産出国として知られる、アゼルバイジャンのナフタレンという村と豊富温泉しかありません。

多くの原油(石油由来のタール)とモール泉特有の有機物(腐植質)が混じった泉質は肌に優しく、肌への刺激が少ないにもかかわらず、皮膚の殺菌作用が高いという他の温泉では見られない大きな特徴を持っています。

タールは昔から外用薬として皮膚疾患の治療に使われていますが、タールにはアトピー性皮膚炎のつらい炎症、かゆみを鎮める強力な抗炎症作用があります。

さらにアトピーに効果があるとされる温泉の成分には、ナトリウム、炭酸水素、メタケイ酸、メタホウ酸マグネシウムなどがあげられますが、豊富温泉はそれらの成分濃度が高く、絶妙な配合割合で溶解しているといわれています。

ちなみに「モール泉」というのは、温泉法で規定された正式な泉質名ではないそうで、温泉法に基づく療養泉の分類についての泉質とは全く別の概念となります。

温泉法に基づく泉質名では、ナトリウム塩化物泉(弱アルカリ性高張性温泉)とナトリウム塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(弱アルカリ性高張性冷鉱泉)の2種類の泉質に分類されます。

アトピーへの効能を謳う温泉は数多くありますが、実際に湯治を体験した人が日本最北の温泉郷にもかかわらず全国から移住してくるほど、アトピーへの効果が他の温泉に比べて非常に高いことが分かるのではないでしょうか。

道立衛生研究所の研究によって、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬に対する効果を認める報告がなされるなど、症状に一定の効果を認め、療養手段の一つとして豊富温泉を進める医師が増えています。

豊富温泉については他の記事でも紹介しておりますので、良かったら参考にしてみて下さい。

豊富温泉の恵み肌うれし

豊富温泉は日本最北の温泉郷ということもあり、『豊富温泉へ行きたいけどなかなか行けない』というのが現状です。

そこで弊社では、そんなお声に少しでもお役に立ちたいとう思いから、豊富温泉の特徴的な天然の温泉成分を使用して作られた『豊富温泉の恵み 肌うれし』の通信販売をはじめることとなりました。

豊富温泉をそのまま7倍に濃縮した浴用温泉水の『サロベツ大地恵泉』をはじめ、豊富温泉の貴重な天然油分を使用して作られた『肌うれし湯治クリーム』は、豊富温泉の湯治の力を身近に感じていただきたいという思いから、“湯治クリーム”と名付けられ、ステロイドは一切含まれておりません。

サロベツ大地恵泉は水で薄めてスプレー容器に詰め替えて肌水や化粧水としてもご使用いただけます。

水で薄めたサロベツ大地恵泉をスプレー容器に入れて、ドイツでのセルフケアのように日常的に保湿によるセルフケアが行えます。さらに豊富温泉の天然成分で作られた保湿クリームの、肌うれし湯治クリームでしっかり保湿を行えるので乾燥肌の痒みを抑えるにはとても効果的です。

ドイツ式のアトピー治療をご存知かどうかはわかりませんが、実際に肌うれしをご使用いただいている多くの方が、このような使い方をされています。

肌うれしは豊富温泉の天然成分を使用して作られた唯一のスキンケア商品で、アトピーなどの敏感乾燥肌の方はもちろん、ご家族で安心して使えるスキンケア商品です。

よろしければぜひ一度お試しください。

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