アトピー性皮膚炎と乾燥肌の違いアトピー性皮膚炎は肌が極度の乾燥状態となりますが、必ずしも乾燥肌の重症化した状態をアトピー性皮膚炎と言うかというとそうではないようです。

乾燥からくる肌の見た目や痒みなど、アトピーと乾燥肌は共通するところもあるので、症状が初期の段階ではなかなか区別がつきずらいかもしれません。

そこで今回は「アトピー性皮膚炎」と「乾燥肌」の違いや、乾燥からくる肌の痒みの原因について調べてみました。また乾燥肌対策として近年とても大人気の温泉水を使ったスキンケア商品などもご紹介します。

アトピーと乾燥肌はどこが違うの?

アトピーと乾燥肌の違い

アトピー性皮膚炎はアレルギー性皮膚炎の1つであり、何らかのアレルゲンに肌が過敏に反応して湿疹性の炎症を繰り返し、特定の部位だけではなく全身に症状が現れる特徴があります。

乾燥肌は体のある特定の部位が乾燥して全身に広がりにくいので、アトピーのように重症化しずらいといわれます。アトピー性皮膚炎は症状を引き起こしているアレルゲンを特定するのが困難なため、完治するのが難しくなる傾向があります。

乾燥と共に激しいかゆみや炎症を伴うので、乾燥肌が重症化するとアトピー性皮膚炎と思いがちですが、単なる乾燥肌はアレルギー素因を持っていません。この点がアトピー性皮膚炎と乾燥肌の大きな違いです。

乾燥肌が慢性的になって皮膚の表面がカサカサで炎症を起こし、見た目ではアトピー性皮膚炎とほとんど同じような症状でも、アレルギー検査をしたらアレルギー素因は何も検出されなかったという事も普通にあります。

混同してしまいそうですが、アトピー性皮膚炎は『乾燥肌』というより『敏感肌』という方が適切かもしれません。

この辺はなかなか自己判断ができないと思うので、症状が慢性化しているようなときなどは早めに皮膚科などでアレルギー検査を受けるようにして、専門医による適切な判断をしてもらうことが、その後の症状悪化を防ぐことに繋がると思います。

アトピーとはギリシャ語で『奇妙な』とか『不思議な』という意味があるそうです。原因が分からず奇妙で不思議な皮膚炎ということがアトピー性皮膚炎の語源となっているようです。

アトピーと乾燥肌の痒みの原因

肌の表面は皮脂で覆われており、その下には角質細胞という細胞の層があります。角質層で水分を保って肌に潤いを与え、皮脂が膜を作って外からの刺激を防いでいます。

しかし角質層の水分が減少したり皮脂の分泌が低下すると、皮膚の表面が乾燥した状態(乾燥肌)になります。

乾燥肌を放っておくと皮膚に隙間ができてしまい、外からの刺激を防ぐバリア機能が低下して、本来は入って来てほしくないアレルゲンなどの刺激物質が侵入しやすくなり痒みを引き起こします。

痒みで搔いて湿疹ができると、さらに痒みを感じてはまた搔いてしまうという痒みの悪循環を繰り返して皮膚の状態が悪化していきます。

皮膚疾患にならないように乾燥肌は放置せず、しっかりと保湿によるスキンケアを心がけましょう。

アトピーと乾燥肌の共通点

先述したように健康な皮膚は外から異物の侵入を防ぐバリア機能があって、一番外側は皮脂膜で覆われています。皮脂膜の下には角質細胞や角質細胞間脂質があって保湿効果を保っています。

しかし肌の乾燥などが原因で皮脂膜が取れると、皮膚に隙間が出来てしまいバリア機能が低下します。その結果、皮膚は正常な水分量を保てなくってしまいます。

皮膚のバリア機能の低下が主な原因で発症するという点では、アトピー性皮膚炎も乾燥肌も共通しています。

アトピーと乾燥肌のスキンケアで注目される温泉化粧水

アトピーと乾燥肌は普段から保湿によるスキンケアで肌の乾燥を防ぎ、皮膚のバリア機能を低下させないことが大事です。

保湿を目的とするスキンケア商品は数多くありますが、最近は温泉水を使用した化粧水などのスキンケア商品が大変注目されています。

化粧水の主な役割といえば、乾燥して失われた肌の水分を補うということでしょう。しかし水だけでは肌に浸透しないので、水に溶けやすい美容成分を配合して肌になじむように作られているのが化粧水です。

商品によって配合されている美容成分は異なるとはいえ、化粧水の大部分は『水』です。そこで化粧水に使う水そのものも、肌にいい成分が豊富に含まれている温泉水にしたのが温泉化粧水です。

温泉水には肌に必要なカルシウム・マグネシウム・ナトリウムなどのミネラル成分が豊富に含まれており、肌への浸透力が高く保湿効果に優れています。

ミネラルバランスが優れた温泉水は体のミネラルバランスに近いといわれ、皮脂と混ざりやすい性質をもっているので普通の水よりも肌によくなじむという特徴があります。

スプレータイプの敏感肌用化粧水として大人気のアベンヌウォーターも、南フランスのアベンヌ温泉水が配合されています。
アベンヌウォーター

アトピーだった社長さんが作ったスキンケア商品「メディプラスゲル」

メディプラスゲルアトピーなどの敏感肌や乾燥肌でも安心して使えると話題の、肌に優しいオールインワンタイプのスキンケア商品『メディプラスゲル』にも温泉水が使用されています。

メディプラスゲルは、子どもの頃から酷いアトピーに悩まされた開発者の社長さんが、温泉水でアトピーが良くなったという経験をもとに作られたそうで、美肌の湯として有名な「出雲玉造温泉」の温泉水が使用されています。

肌に負担をかける合成着色料や防腐剤などを一切使用せず、安全性にこだわった66種類の成分が配合されています。

抗アレルギー作用があるグリセリンや炎症を鎮める作用があるグリチルリチン酸2Kなど、アトピーに効果的な成分と美容や保湿に優れた成分が豊富に配合されていても、低刺激で肌に負担が少ないスキンケア商品として様々なメディアで紹介されています。

アトピーの聖地『豊富温泉』の温泉水で作ったスキンケア商品「肌うれし」

肌うれしモイスチャークリーム『豊富温泉の恵み肌うれし』は、アトピー性皮膚炎や乾癬などの肌トラブルで悩んでいる多くの人が湯治で訪れることで有名な、豊富とよとみ温泉の温泉水をベースにして作られたスキンケア商品です。

保湿クリームの『肌うれし湯治とうじクリーム』は、世界に二つしかない豊富温泉の希少な天然油分と肌に優しい数十種類の成分を配合して作られており、アトピーなどの敏感乾燥肌の方でも安心して使うことができます。

やけど治療やアトピー性皮膚炎の肌の保湿剤、妊娠中の女性の乾燥肌対策、心臓の潤滑油として医療機関でも利用されるホホバオイルなど、低刺激で安全性の高い成分を配合して、敏感肌の方でも安心して使用できるように作られております。

保湿力が高く、なめらかでクリームの伸びも良いので軟膏のようにベトベトした感じが苦手の人にもおすすめです。

豊富温泉は肌に大変良いことで有名になりました。『美肌の湯』や『美人の湯』と呼ばれる肌への効能を謳った温泉は全国のいたるところにありますが、豊富温泉の優れた肌への効能は、単に美肌効果を謳った温泉の枠には留まりません。

日本唯一の原油を含んだ泉質、完治が困難といわれるアトピーや乾癬への効果など、豊富温泉独特の泉質は皮膚疾患に悩む方々から『奇跡の湯』とも呼ばれ、全国にある約3,200の温泉から特に薬効が高くて療養・保養に優れた温泉を、医師(温泉療養医)が推薦した温泉地100選にも認定されています。

『豊富温泉の恵み肌うれし』は、豊富温泉の天然成分が配合されて作られている唯一のスキンケア商品です。

豊富温泉の天然油分を主成分にして作られたスキンケア商品『豊富温泉の恵み肌うれし』豊富温泉のめぐみ肌うれし

日本人にぴったりのスキンケア

近年とても注目されるようになって大人気の温泉水を使用したスキンケア商品。スキンケアには温泉水だけでも十分と言えそうですが、さらに美容成分を配合して肌へのさまざまな効果が期待できるとなれば、温泉化粧水が人気になるのも当然なのかもしれません。

肌への効果ばかりではなく、温泉水は飲む『飲泉』としても効果があることが分かっており、ヨーロッパでは既に治療として保険適用が認められていて、温泉水は治療と美容にとても効果が高いことが分かっています。

今後も様々な温泉水を使ったスキンケア商品が開発されていくと思いますが、温泉が大好きな日本人にとってはぴったりのスキンケアかもしれません。

アトピーと乾燥肌の違いのまとめ

  • アトピーはアレルギー性皮膚炎の一種
  • 乾燥肌はアレルギー素因を持っていない
  • アトピーの症状は全身に広がる
  • 乾燥肌は特定の部位が乾燥して全身に広がりにくい
  • アトピー性皮膚炎は『乾燥肌』というより『敏感肌』